トリノオリンピックで日本勢が苦戦している。もう一歩、あと少しが出ないのだ。
原因はどうも日本のシステムやバックアップ体制に問題があるのではないのだろうか?本当に個人では頑張っているようだが、本番になるとその力が出ない。つまり普段ではないのである。イメージトレーニングもしていないようである。
本当にスポーツで勝つということは、並大抵では達成できない。1つのスポーツで勝とうと思えば、まず、情報収集するスタッフやそれを分析する者、4年後どうなってゆくかの予測、スポーツ施設の充実、サポートスタッフの充実、さらに底辺の拡大と挙げたらきりが無い。
現実は、企業がお金を出して、チームを運営している。企業の業績いかんでは解散もありえるというお寒い状況である。
それとトップアスリートが将来も安心して暮らせる環境(お金・仕事)が必要である。そうでないと100%の力は出ない。
日本人が金メダルを取ってほしいと願うのは勝手だが、そんなに旨くは事は運ばない。
企業や家族だけのバックアップだけでは先が見えている。
オリンピックシーズンだけ騒いでも、金は愚か入賞も出来ないと思う。
もう一度、いっとくが個人は本当に頑張っているのだ。