皆さんもご存知と思いますけど、ひどい事件があったもんです。
簡単に事件について書きます。
千葉県市川市富浜2の「姉歯(あねは)建築設計事務所」。姉歯秀次・1級建築士(48)が個人で経営し、構造計算を得意分野として、主に元請けの設計事務所から構造計算分野を受注していた。
姉歯建築士は、偽造書類を作っていたと言う訳や、「コスト削減のプレッシャーがあった」んやて。この事をすることが反対に自分自身に跳ね返ってくることも分からんと。
つまり、仕事がほしいだけで偽造書類を作ってた。
結果 「殺人のアシスト」 をしていたんや。
ここで、今日本で起きているいろいろな事件の裏側がみえてくるわ。
つまり、以前の (いまもそうかも知れんけど) 日本人は悪いことはせえへん。とかすべて善人。とかいうことで成り立っている世の中の流れが完全に空中分解したということや。
やってはいけないこと や やってはいけないマナー違反を平気でやるということや それも違反を犯したら悪いと感じる心。やってしもたという良心が完全に欠如してしまったということや。
姉歯氏の事件でも 「コスト削減」 を目的としてはったけど、反対に 「コストが高くついた」 ものになってしもた。ほんまバカなやつや。 経済が良心に勝ったと言うこと。
誰もが良心もてへん世の中になったら、逆に不経済になるという典型的なパターン。
今、「ちょい悪おやじ」 がもてはやされているけど、ちょっと。ちょっと。がホンマの悪になる。歯止めをかけるのは自分自身やいうことをもっと認識せなあかんのと違うん!!?
善人だけで今の世の中 「暮らせへん」 言う人が多いかも知れへんけど、結果良心的に仕事するほうが最後に笑うようになるのん違う。
祈る。良心のあるニッポン、善人だけの日本復活。