お正縁起もののくわいは、おせち料理には欠かせません。くわいの形の面白さ、ほろ苦さをいかすために、ていねいに形作り、しょうゆ、みりんなどで、じっくりと煮含めていきます。
材料4人分
くわい … 8個
だし汁 … 3カップ
砂糖 … 大さじ3
醤油 … 大さじ2
塩 … 少々
作り方
1. くわいの底の部分を切り、芽は2cmほど残して斜めに切り落とし皮をむきます。
2. えぐみをとるため、米のとぎ汁で竹串が通るようになるまで煮て、水洗いをします。
(又はたっぷりの沸騰した湯に入れ煮立ったら茹でこぼす。これを2~3回繰り返す)
3. 鍋にだし汁とくわいを入れて弱火にかけ、しばらく煮てから砂糖、塩、醤油の順に加え、くわいが柔らかくなるまで煮ます。
●ビタミンB1、B2、ミネラル(カリウム、鉄)が豊富で、身体の調子を整えてくれます。
●独特の苦み成分(タンニン、カテキンなど)には、発ガンを抑制し、免疫力を高める効果があると言われています。
11~12月。茎の先に芽が見えることから「芽出たい」として、正月のおせち料理に用いられます。