動画共有サービス「YouTube」の動画(ビデオ)と見せかけた画像をWebサイトに置き、動画を再生するとスパイウェアがインストールされるという被害が発生しているようです。
◎YouTubeビデオに見せかけた“罠”に注意
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/USNEWS/20061107/252734/
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これらはYouTubeによく似たドメインを持つ偽サイトですので、アクセスしないようURLをよく確認して下さい。また、あやしい動作(画像が再生されない、クリックすると別サイトへ飛ぶ)をする動画の閲覧は控えましょう。もし動画をクリックしてしまった場合は、すみやかにウイルス、スパイウェアに感染していないか確認しましょう。
他にも、YouTube の動画再生ページに表示されるバナー広告に『エラー警告』が表示され、クリックすると詐欺的なセキュリティ対策ソフトを配布するWebサイトに誘導されるという被害も発生しています。
◎YouTube上にも登場、詐欺的セキュリティソフトへ誘導するバナー広告
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2006/10/18/13656.html
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YouTube ページ内に「スパイウェアが検出されました」「パソコンにエラーが発生しました」などの警告バナーが表示されるようです。クリックすると詐欺的なセキュリティソフトのページに誘導され、エラーを修正するのに必要と偽ったソフト(有償)を購入させられるので注意が必要です。
発生頻度の高い偽セキュリティ・ソフトウェアとして、以下のようなものがあげられます。海外の偽セキュリティ・ソフトの日本語版が増えているので、うっかりクリックしてしまわないよう注意して下さい。
◎SystemDoctor
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2006/09/05/13196.html
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◎DriveCleaner
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20061012/250564/
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エラー表示を見つけても慌ててクリックするのは避けましょう。PCに不具合が起きた場合は、PCの購入元やサポートデスクに連絡しましょう。また、ウイルスに感染していないかをチェックする際は、信頼できるセキュリティサイトのオンラインスキャンやウイルス対策ソフトのご利用をおすすめいたします。