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日本語フリーソフトに付属するスパイウェアに注意、ウェブルート調査
ウェブルート・ソフトウェアは3日、「3月の国内トップ10スパイウェアランキング」をとりまとめた。このランキングは、ウェブルートのサイトで無償提供しているオンラインスパイウェア検索ツール「Spy Audit」で収集したデータに基づいたもの。「アドウェア」「トロイの木馬」「システムモニタ」の3つのカテゴリで集計している。

 アドウェアでは、1位「CnsMin」、2位「Cydoor」、3位「DriveCleaner」、4位「System Doctor 2006」、5位「GAIN」などとなっている。Cydoorは多くのフリーソフトにバンドルされているが、ウェブルートでは「これらのフリーソフトの情報が日本語で提供されているため、上位にランクインした」と分析。フリーソフトをインストールする際には、スパイウェアのチェックを行なうべきとしている。

 また、日本語で提供されている偽のセキュリティソフトであるDriveCleanerやSystem Doctor2006も、世界全体のランキングより高い順位にランクされている。海外では、SNS「MySpace」などを使ってインストールされる「180search Assistant/Zango」がトップだが、日本では英語版のMySpaceのユーザーが少ないことから7位だった。

 トロイの木馬では、動画再生に必要なコーデックを装う「Trojan-Downloader-Zlob」が2月に引き続き1位。Zlobは多くの亜種が作成されていて、ウイルス対策ソフトでも検知できない可能性があることから、怪しいサイトのコーデックはインストールしないよう注意を呼びかけている。このほか、システムモニタでは、表示中のWebページや、送受信したメールを記録する「Any@Web」が1位だった。
by zubaring | 2007-04-05 00:16 | ちょっと小耳
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