ディーシーカード(DCカード)は14日、ダイレクトメール業務を委託した大日本印刷から顧客情報が流出した事件に関して、DCグループ9社の顧客情報の一部も含まれていることを確認したと発表した。
DCカードはすでに12日時点で、流出した情報の中に、DCカード本体の顧客分として33万7,480件が含まれていたことを発表していた。今回、これ以外にもDCグループ各社の顧客情報が含まれていたことがわかった。顧客情報が含まれていたグループ会社は、八十二ディーシーカード(10,000件)、京都クレジットサービス(7,500件)、愛銀ディーシーカード(8,000件)、百五ディーシーカード(9,000件)、滋賀ディーシーカード(8,000件)、福井ディーシーカード(2,500件)、富山ファースト・ディーシー(1,500件)、ファミリーカード、やまぎんディーシーの9社。
このほか、新星堂やららぽーとでも顧客情報が含まれていたことを公表している。新星堂では、ポイントカード会員の一部19万8,010件が該当する。ららぽーとでは、ららぽーとTOKYO-BAY(千葉県船橋市)の「ららぽいんとカード」会員のうち、情報誌「LaLaportStyle」の2002年5月10日発送分リスト2万2,977件が、容疑者の自宅からの押収物の中に含まれていたことがわかったとしている。